生はちみつって何
春日部の蜂蜜では、広く使われている「生はちみつ」という商品定義についての具体的回答は持ち合わせていません。
加熱はちみつと、非加熱はちみつを区分けする言葉として、春日部の蜂蜜は非加熱はちみつですので、生はちみつという言葉を使っています。
そもそも、蜂蜜の加熱にはろ過と糖度、2つの問題が大きく関わります。
器械充填のためには、細かいゴミなどの除去も必要となり目の細かいフィルターろ過が必要となりますが、それにはちみつの粘性は適しません。そのため粘性を下げる目的で高温加熱をします。他にもはちみつは結晶化と言われる白く固まる現象を起こしますが、結晶化の際の核となりやすい花粉の除去も目の細かいフィルターは行えるため一石二鳥と言えます。長時間高温加熱したはちみつは結晶化しにくいとも聞きますので、大量生産・販売でのメリットは非常に大きいと考えられます。
加熱のもうひとつが糖度です。ミツバチは巣に持ち帰ったはちみつを、巣の中で乾かし糖度が一定以上上がると「蜜蓋」という蓋を巣穴にします。この蜜蓋は手作業で除去する必要があり、この除去の手間を減らすため「蜜蓋」のない蜜を絞るので乾燥作業が必要になります。糖度の低いはちみつは、非常に柔らかいためフィルターろ過もしやすく、メリットが多くあります。
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はちみつへの疑問
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