ミツロウラップをつくってみた
コンビニやスーパーのビニール袋が有料化され8ヶ月。
ラップもエコに、ということでミツロウラップをつくってみました。
いつものラップの代わりの替わりとして、洗って繰り返し何度も使える、それがミツロウラップ。
残ったオカズや、野菜、おにぎり、サンドイッチなどもラップできます。
ミツロウラップのレシピ
まずは材料から
- 布(Lサイズ:30〜35cm、Mサイズ:23〜27cm、Sサイズ:12〜18cm)
- ミツロウ(布の3倍の重さ)
- オイル(ミツロウの10〜12%の重さ)※今回はホホバオイルを使いました
必要な道具
- 布を切るハサミ(ギザギザやナミナミしていると見た目が良い)
- クッキングペーパー(大きいほうが使いやすい)
- アイロン(アイロン台と新聞紙、あて布があるとやりやすい)
- ミツロウ湯煎のための鍋(捨てても良いもの)
- ミツロウ入れる小さい鍋(捨てても良いもので、注ぎやすいもの)
- メーター(0.1gまで測りやすいもの)
- スポイト(OILがとりやすい)
布を使いやすい大きさにカット。
このとき、オーガニックコットンで、オーガニックなオイルで、オーガニックなミツロウだと
オーガニックづくしになります。
今回は丸型にカットしました。SMLの3サイズです。
Sサイズの布ですが、重さが2.853グラム。
ミツロウが8.55グラム、オイルが0.85〜1.02mlと考えます(アバウト重量換算)
作ったときの感想、10%オイルはやや硬い印象ですが、しっかりと張り付きました。15%オイルは柔らかく仕上がりますが、容器への張り付きがやや悪い印象でした。12%程度のものが良いように思いましたので、10〜12%を目安と考えました。
湯煎で溶かします。ミツロウは直火でも溶けるのですが、湯煎が早くて楽だなと思います。
ビーズ型でアイロンで溶かす方法もありますが、湯煎の方がアイロン工程がすごく楽だなと思いました。
アイロン台に新聞紙をひいて、その上にクッキングペーパー。(ミツロウがつくと厄介ですので、新聞紙が良いかと思います)ミツロウラップにする布を置いて、溶かしたミツロウを全体的にかけます
その上にクッキングペーパーをかけてアイロンをします。
中温程度で十分ですが、あて布しておくとアイロンにミツロウがつくのを防止できます。
こんな感じに使えるミツロウラップが出来上がりました。
作っていて気づいたポイント
- 布にミツロウを染み込ませるとき、繊維に染み込ませたら、アイロンで強めに押すなどして、できる限り表面などの余分なミツロウは押し出して上げると良い。(アイロンの横の角を使って余分なミツロウを押し出しました)
- アイロンがある限り失敗はしない。(足りないときは液状のミツロウを寄せて染み込ませ、余っているミツロウは押し出せるので、うまくいくまで何度もトライができる。押し切って余分な分を出し切ると見た目は均一な仕上がりになる)
- クッキングペーパーは二枚上下に重ねるのも良いが、長編で二つ折りにして折に向かってアイロンを押すと、余分なミツロウは折りに貯まるので、アイロン台やアイロンに付着することを回避できる)
- オイルとミツロウの比率が重要なので、比率でまとめて湯煎をして混ぜておき固めておいて、使う分だけ溶かしてミツロウラップを作るという手段もある
さて、今回はamazonで綿の端切れを買ってつくってみましたが。加熱で柄が溶けてしまったのか、魚の顔の部分にオレンジのニジミができました。薄い綿でしたので、普通の厚さの綿が良いように思います。
脱プラ目指して、ミツロウラップづくりにトライしてみてください\(^o^)/